2014年04月30日

わかくさいろ − 若草色

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萌えいづる若々しい緑


今年はどういうわけか
手のひらに収まるくらいの小ぶりなたけのこを
店頭でよく見かけました。

これなら持ち帰るのも手軽で
気軽にアク抜きができ
1度に使いきれて
お値段もかわいいからと
ひとつ買い求めることに。

家に帰ってアク抜きを短時間で終え
いいこと尽くしと喜びつつ
皮をむきはじめると、どこまでいっても皮。
姿かたちがなくなるのではと、ひやひやするほど
ささやかな身になりました。

かすかなたけのこの香りに春を感じながらも
油揚げの風味にたよったごはんは
ちょっと物足りず……。

これからは、小ぶりなものは2つ求めることと
「たけのこ」のお菓子を見ながら思っています。




【若草色】
芽吹いた黄みのある萌黄色が、陽射しをあびて緑濃く
なってきたころが若草色。春から夏に向けて、「萌黄
色」「若草色」、黒みのある黄緑の「草色」へと、自
然の葉色がしだいに緑を深めていくのにあわせて、色
名も変化していきます。その繊細さが日本らしいとこ
ろ。若草色は、明治生まれの色名とも言われています。










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さくらいろ − 桜色

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白みがかった、かすかな紅


すこし散りはじめのころ
緋毛氈に座って酒器を手に
桜を眺めることが多いのですが
今年は、めずらしく満開の桜のもとでのお花見でした。

桜の花たちは、まだしっかりと枝につき
空を見上げているような、たくましさがありました。

それから数日経ったころ
同じ場所を通りかかると
花びらという花びらが
風が吹くたび一斉に枝から離れていく光景を目にしました。

浮かんできたのは
舞台でおびただしく舞う紙吹雪。

あの紙吹雪は、この情景を映したものだったのかと
思いいたりました。
そして、大量の紙吹雪が
けっして過剰な演出ではなかったことも。

花びらが空に描く風の流れは
見事ではありましたが
ちょっと勢いがありすぎる気もして……。

この「さくら」の薯蕷饅頭に舞っているくらいの
わずかな花びらが
はかなげで心ひかれます。




【桜色】

 
山桜のように白みがかった、かすかに紅を含む
色。よく見かける染井吉野よりもっと白にちかく、
紅色の系統の中でもっとも淡い色になります。桜
にちなんだ、かさねの色目も多く、薄花桜、葉桜、
樺桜など10種を超えるほど。日本でいかに愛さ
れている花であるか、その数が象徴しています。










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2013年04月30日

さくらいろ − 桜色

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白にちかい、ほんのり淡紅色


広瀬川のほとりに
ところどころ咲き残った桜があり
風が吹くたび、ひらひらと舞い散っています。

桜といえば、数週間ほど前になりますが
小さなお花見を楽しみました。
今年はちょっと趣向を変えて
桜の古木のもとに広げたのは、ふかふかの緋毛氈。

青々とした草と緋色の取り合わせも目に楽しく
毛氈の上に、小さなお重と豆皿とお猪口を並べて
ちょっとした酒宴に。

お酒は花冷えの冷やで、と言いたいところですが
仙台の春はまだ肌寒く
ほんのりあたたかい日向燗にして一献、また一献。

桜を見上げながらいただくお酒は
なんとも気分がよく
来年は、この「ひさご」のような
とっくりを持参しようと心に決めました。




【桜色】
山桜のように白みがかった、かすかに紅を含む
色。よく見かける染井吉野よりもっと白にちかく、
紅色の系統で、もっとも淡い色になります。桜に
ちなんだ、かさねの色目も多く、薄花桜、葉桜、
樺桜など10種を超えるほど。日本でいかに愛さ
れている花であるか、その数が象徴しています。











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2012年04月30日

あさぎいろ、なのはないろ − 浅葱色、菜の花色

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青みがかった葱の色、まばゆい菜の花色


桜のたよりを聞いたかと思えば
ぐっとあたたかくなって
新芽がひゅんひゅん伸びてきた
このところの仙台です。

そんな陽気が続くと
涼やかな、さらりとした色や素材のものに
つい目がとまります。

いい色だなあと思うと浅葱色
ということが、よくあります。
多くは装うものが多いけれど
たまに和菓子にも見つけることがあって
そのひとつが、この「蝶」のお菓子。

ぽつん、ぽつん、とあしらわれた
いちばん上が、浅葱色。
その下が、菜の花色。
野原を、水辺を、舞い飛ぶ紋白蝶を思わせます。

透明感のあるお菓子は、琥珀糖と呼ばれ
シャリッとした砂糖の薄衣の中から
きらりとした寒天があらわれ、さながら宝石のよう。

萌え立つ春、きらきらとした陽射しを感じながら
いただきたくなるお菓子です。




【浅葱色、菜の花色】
春らしい菜の花色は、鮮やかな緑みの黄。初夏を感じ
させる浅葱色は、鮮やかな緑みの青。このお菓子では、
蝶の羽にあしらわれた色になります。浅葱色は藍で染
めた淡い青色で、『源氏物語』や『枕草子』にも登場し
ます。さわやかな色みなのに、江戸時代には不粋な色
とされていました。色に歴史あり、と言いたくなる色です。








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2011年04月30日

うすはなざくら − 薄花桜

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淡く紫がかった青


かわいい千鳥に見えますが
この時季なので、「ほととぎす」です。

葉桜のころを迎え
お菓子には夏を代表するほととぎすが
並びはじめました。

「春の花 夏ほととぎす 秋の月 冬雪さえて冷しかりけり」
と詠んだ道元禅師。

ほととぎすの名はよく目にしても
最近は、その声をきくことはあまりありません。
身近な鳥といえば
ときおり塀の上をじっと見つめるネコの反応から
小鳥の訪れに気づくくらい。
花鳥風月を愛でるには、ほど遠い毎日です。

それでも、ふと庭先に目をやれば
ほんの少し花色を見せはじめたつつじのつぼみや
日々成長するぎぼうしの葉に
季節の移り変わりを感じます。

なにげない日常が
とても愛おしく思えるこのごろです。




【薄花桜】
桜の名がついていても、ひと色のときは、なぜか淡く
紫がかった青。薄い花色をあらわしています。このお
菓子でいえば、ほととぎすの色です。わかりやすいの
は、かさねた配色で見せる、かさねの色目のほう。同
じ「薄花桜」でも、白と淡紅をかさねて山桜の花の色を
あらわします。さて、このひと色の薄花桜は、なんの
花色をあらわしたものでしょう。興味をひくところです。








posted by mikk at 23:14| Comment(4) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

さくらいろ − 桜色

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ほんのり紫がかった淡紅色


いつになく、さっと花開いた気がして
散りはじめも早いのかと思っていたら
この花冷え。
思いのほか長く、桜を楽しめています。

芝生に寝ころんで見上げれば
桜の向こうには、広い空。

透けるような淡紅の花びらと空の青さが
なんとも心地よく
しばらく、じっとしていました。

風のように
水のように
生きていきたい。
そんな気になってきます。

お菓子も
そよ風にひらひら舞い散る「桜」と
雪どけ水を思わせる
情景にしました。


【桜色】
桜の花色には、白みがかった山桜の色と、やや紅がか
った染井吉野の色があります。平安時代には山桜の色
を言い、江戸時代に生まれた染井吉野が一般的になっ
た現代では、染井吉野の色を言うことが多いようです。
このお菓子は、染井吉野にちかいかもしれません。同
じ桜のお菓子でも淡い色あいの「花びら」もあります。







posted by mikk at 17:53| Comment(2) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

ふじのかさね − 藤のかさね




藤を表す、淡紫と萌黄のかさね


仙台の街を自転車で走りながら
紅梅を眺めていたのが少し前。
つい先日は、ふさふさした
コブシのつぼみを見かけました。

和菓子屋さんの店先は
もう少し早い足どりで、春を知らせます。

「藤房(ふじふさ)」と名づけられたきんとんは
こぼれるように咲く藤の花。
淡紫と萌黄色の色あわせが
藤のかさねの色目です。

仙台の北山近くには
藤の花で知られたお宅があり
花どきには庭が開放されます。
今年は、今年は、と思いつつ
見逃していた藤の名所。

意外にも、なじみがあるのは
東北道から眺める山藤のほう。
藤棚のそれとは雅やかさが異なるけれど
野趣のある姿もまた、いいのです。




【藤のかさね】
藤の花と葉を表す、薄色(淡紫)と萌黄色の2色によ
るかさねの色目です。旧暦の三月から四月(現在の
暦でいえば四月から五月)に身につけられた色。高貴
な配色は『源氏物語』にも登場します。藤にちなんだ
色目には、淡紫と濃紫をかさねる「白藤(しらふじ)」
や、淡紫と青による「藤重(ふじがさね)」もあります。

posted by mikk at 00:47| Comment(2) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月30日

しょうぶのかさね − 菖蒲のかさね




香気を放つ緑と紅


花冷えというより
冬の名残さえ感じさせてきた春。
それでも日々は確実に進み、卯月も末日。
お菓子も、端午の節句にちなんだものが
並んでいます。

かぶと、ちまき、吹流しなど
さまざま詰まった干菓子のなかに
見つけたのが「菖蒲」です。
葉の緑と、まわりに散らした濃紅梅の
ふた色の組み合わせが、かさねの色目。

このお菓子は、わかりやすく
あやめ科の花菖蒲を表していますが
さといも科の菖蒲の花は、もっともっと控えめ。
花というより、黄みがかった穂です。

かさねの色目も
黄ではなく、どうして紅をかさねるのか
ちょっと頭をかしげるところ。

花姿の違い、色の異なり、あやめとの見極め……
こんがらがってきそうですが
難しいことは抜きにして
菖蒲のお菓子をいただくことにしましょう。




【菖蒲のかさね】
青(緑)と濃紅梅が「菖蒲」の組み合わせ。お菓子の
葉と粒状の濃紅梅色が、この色目にあたります。似
たかさねの色目に菖蒲重(しょうぶかさね)もあり、こ
ちらは菜種色(黄)と萌黄色をかさねたもの。菖蒲に
ちなんだ色目も、破菖蒲、若菖蒲、根菖蒲など、いろ
いろ。ひと色で菖蒲色を表す、青みの紫もあります。

posted by mikk at 20:36| Comment(4) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

せきちくいろ − 石竹色




唐撫子のような淡紅色


卯月とはいえ、もうすぐ端午の節句。
やんちゃな感じのするお菓子
かぶとをかたどった「端午」です。

男子の成長を願うお菓子にしては
かわいらしい配色。
おめでたい紅白かとも思ったのですが
端午の節句は、もともと女性の節句だったそう。

田植えの前に早乙女が
菖蒲などで葺いた家にこもって
身を清める神事を行っていたといいます。
それが、鎌倉時代になると菖蒲が
武術を重んずる「尚武」に通じるとされて
男子の節句となり
室町時代には、かぶと人形もつくられるようになりました。

そう思うと、このお菓子、形はかぶとであっても
早乙女をも意味しているような……。
そして、色は撫子色よりもやや濃い唐撫子の色。

なんとなく
弱いだけではいられない現代女性を
元気づけるお菓子に思えるのは
気のせいでしょうか。




【石竹色】
石竹とは、中国から渡ってきた唐撫子のこと。その
花のような淡い赤紫。日本にもとからある河原撫子
の撫子色より、やや黄みがかっています。石竹は六
月の季語で、かさねの色目の「唐撫子」は紅と紅を
かさねた夏の配色。少し早めの紹介になりました。

posted by mikk at 23:40| Comment(14) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

ねこやなぎいろ − 猫柳色




ふわふわ銀糸に開く花色


少し自分のペースを
見失っていたようです。
浮足立つというか、息が浅いというか。

お菓子を見てまわることが少なくなると
とたんに季節を感じることが薄らいでしまうのは
食いしんぼう以外のなにものでもありませんが。

もしかしたら
自分にとっていちばん大切なものほど
見逃しがちなのかもしれません。
身近にあるもの、ないもの。
ありそうで、ないものが
実はいちばん大事のような気がします。

少しばかり重くなった心と体を
もっと軽やかに遊ばせられればと思っていたところ
見つけた「蝶々」です。

お菓子にも、野にも
蝶々の舞う季節になりました。
ひらひらと花たちの間を舞うように
羽を広げていきたいと思うこの頃です。




【猫柳色】
ねこやなぎの花穂の色。春まだ浅い頃に枝先につけ
る猫の毛のような銀鼠色ではなく、淡い黄色の花が
開いたときの色が、ねこやなぎ色に近い気がします。
春の季語で、二月頃から見られる、ねこやなぎ。少々
時季は異なりますが、おなじ春の色として挙げました。

posted by mikk at 16:43| Comment(18) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

べにふじ − 紅藤



江戸に生まれた薄紫の色


この花色を見かけはじめると
梅雨どきが近いことを知ります。

あふるるほど棚からさがった花房は
あでやかでなよやか。
特別なしつらえがないところを
花かんざしのように山藤が彩っているのも
なんとも贅沢な光景です。

この色に、静けさをそなえた
品位ある女性を重ねてしまうのは
源氏物語の藤壺の女御が
浮かんでくるからでしょうか。

少々気おくれしていたこの色を
つい最近すすめる人がありました。
その着こなし方として示されたのが
濃淡の紫を合わせた
ちょうどかさねの色目。

今どきの二十代の女性でしたが
意識するとはなしに和の色彩感覚が
身についているのかもしれません。




【紅藤色】
赤みがかった藤色が「紅藤」。青みがかった
藤色が「藤紫」。どちらも江戸時代にあらわれ
た色名です。今回のお菓子の銘は「藤むらさ
き」でしたが、本来の藤紫色より赤みが勝って
いると思い、ここでは紅藤として紹介しました。

posted by mikk at 23:32| Comment(12) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

しんばしいろ − 新橋色




花柳界が好んだ粋のひと色


流れが速い現代は
季節ごとに流行色が変わります。
いまほど早足ではなくても
かつて時代によって
生まれた色がありました。

新橋の芸者衆から生まれたのが、この色です。
芸事を身につけた女性が
流行の発信元となることは多く、
いまのトレンドリーダー的な存在
といえるでしょう。

目が覚めるような新橋色は
広くとって全身を覆うより
半えりなどでちらりとのぞかせるほうが
より粋な感じがします。

なにを粋とするかは
時代によっても変わるもの。
うつり変わっていく時の速さを感じながら
「せせらぎ」に「吉野」をそえ
花いかだにしてみました。




【新橋色】
明るく濃いめの水色。明治の終わりから大正
にかけて、東京新橋の芸者衆に好まれた色で
す。伝統色とはいいがたい、約100年前の流行
色。和の色ではありますが、化学染料による鮮
明な色は、どこか西洋の趣をたたえています。


posted by mikk at 22:51| Comment(10) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

えびいろ − 葡萄色



山ぶどうの熟れどきの色


記憶が薄らぐように
忘れられてゆくものがあります。
この色名も、そのひとつ。

「葡萄」と書いて「えび」と読みます。
ぶどう色でもなく、海老色でもない、えび色。

古くは、山ぶどうを
えびかずらと呼んだことから
この色名は、山ぶどうの熟した実に似た
色のこととされています。

ぶどうの実りといえば秋ですが
かさねの色目の「葡萄染(えびぞめ)」は
四季を通じて身につけられる色。

実はこの色、光源氏が遅咲きの桜のころ
花の宴で身につけた色でもあります。
桜にえび色が際立ったであろう
その情景を思わせる色合わせを
「夜桜」のお菓子に見つけました。




【葡萄色】
黒みをおびた深い赤紫色。平安時代から王朝
の人々に愛された色で、「深葡萄」「浅葡萄」と
いった濃い色、薄い色など種類もありました。
明治時代には、茶がかった赤紫の葡萄茶が女
学生のはかまの色として一般化。葡萄茶は、早
稲田大学のスクールカラーにもなっています。

posted by mikk at 15:14| Comment(12) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月11日

わかくさいろ − 若草色



野辺にひろがる緑の冴え色


いまごろ?
と思われるかもしれません。
春告鳥とも呼ばれるうぐいすは
初音が聞かれるとされる如月の季語。
そのころから、うぐいすの姿をかたどった
お菓子が並びはじめます。

ですが、「うぐいす餅」となると
卯月の季語になります。

このうぐいすについて
つい最近まで間違って覚えていました。
梅にうぐいすの絵柄も、うぐいすパンも、餡も
どれもが明るく冴えた色だったので
それら若草色を、うぐいす色だと思いこんでいました。

あの涼やかなさえずりは
緑鮮やかな鳥によるものとばかり思っていたら
木々に身を隠しやすい羽色の鳥だったとは。
能ある鷹は爪を隠すといいますが
能ある鶯(うぐいす)は姿を隠しつつ
どこからともなく
美声を響かせるものなのですね。




【若草色】
弥生のころ芽吹いた黄みのある萌黄色が、
陽射しをあび緑濃くなってきたのが若草色。
明治に生まれた色名とも言われています。
ちなみに、鶯色(うぐいすいろ)は黒と茶を
含んだ褐色のような暗緑。それをさらに渋く
すると早蕨色(さわらびいろ)に近づきます。

posted by mikk at 21:46| Comment(6) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

れもんいろ − 檸檬色



香りすがしき色


かじった果皮から
トパアズ色の香気がたつ情景を
どんなに爽やかだろうと思いはしても
いまだに試したことはありません。

薄いひときれを紅茶に浮かしたり
小さく銀杏切りにして
サラダに散らすのがせいぜい。

あまり酸味は得意ではないけれど
はじめてレモンをおいしいと思ったのは
たしか中学の頃。
スポーツの後、口にした
はちみつ漬けの一枚でした。

ぐったりとしていた体と心が
一瞬にしてシャワーをあびたような気分に
包まれたものです。

その味とともに思い出す、甘酸っぱいできごと。
あの遠い春の日にも
「胡蝶」の姿がありました。




【檸檬色】
レモンのように冴えて緑がかった黄色。レモン
・イエローのことです。檸檬色と書くと古くから
の色名に思えますが、伝統の色ではありませ
ん。レモンそのものが明治初期に日本に伝わ
ったもの。日本に古くからある柚子(ゆず)の
色名がなぜないのか、不思議なくらいです。

posted by mikk at 21:58| Comment(12) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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