2013年11月30日

かれの − 枯野


kurimoti akine2.JPG


冬枯れの野をあらわす黄と淡緑のかさね色


草木が黄枯れた野は
もの寂しく感じられるように思いますが
冬の暖かい日に
冬枯れの景色を見に出かけ
お酒を酌み交わす楽しみもあったようです。

それは、何事も楽しみに変えてしまう
江戸の人たちの過ごし方。

その冬枯れの野にちなんだ配色が
このお菓子の色あいなのですが
見ためには、いまにも香りそうな
柚子がかたどられています。

口にしたら、きっと柚子の香りが広がるはず
と思っていたら、まったくの予想外でした。

ほんのり甘みのあるおもちには
きざまれた栗が散らされ
「粟もち 秋音」の名にふさわしい
秋の食感でした。




【枯野】
黄と淡い青(緑)の配色。雪や霜によって黄枯れ
ていく野を表わす色あわせで、『枕草子』に登場
しています。冬の装いにとり入れられた色です。
似た配色の「枯色」は、淡香と青(緑)による配
色。ひと色による「枯色」もあり、こちらは草木
の枯れたような、やわらかい赤みの黄色です。










posted by mikk at 21:46| Comment(0) | 霜月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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