2013年08月30日

しののめいろ − 東雲色

mukuge2.JPG


朝焼けの色


春眠にかぎらず
たいていは暁をおぼえず。
いつまでも眠っていられたらと思うほうです。

それでも、ときおり
夜明け前からとりかかることがあると
東の空にたなびく雲が
東雲色に染まっていく様子を見ることがあります。

ちょっと気が急いていても手を止め
明けていく空を見ていると
身体のすみずみまで、気がゆきわたっていく感覚に。

とくに夏の時季は
障子越しにまっすぐ差し込む朝の光も好きで
それまでの部屋が一瞬にして変わり
清々しく、力を与えられた気になります。

この花も同じ気分かもしれません。
朝の光をうけて咲く「むくげ」です。

そこここで目にすることが多い、夏の花。
花どきの長い印象ですが
一輪一輪は、その日の朝咲いて
夕暮れには閉じる一日かぎりの花です。




【東雲色】
淡く黄みがかった赤。このお菓子でいえば、花芯の朱が
かった赤い部分。東の空に見える朝焼けの色を表し、曙
色(あけぼのいろ)とも言います。朝焼けが東雲色なら、
夕焼けは茜色(あかねいろ)。黄みが勝る淡い東雲色に
対し、赤みが勝る濃い茜色。見比べると、自然の色をど
う捉えたのか、日本のかつての感覚がつかめそうです。











posted by mikk at 23:25| Comment(0) | 葉月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
このページの上へ▲
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。