2012年12月31日

しろ − 白

yukimoti.JPG

古来より清浄でけがれのない色


大晦日の夜。
きれいにたたまれた
真新しい下着が枕元に置かれていました。

年があらたまったら
新たな気持ちではじめるように
との思いからだったのでしょう。

子どものころは、その白い下着を見ながら
一年の締めくくりと
迎える新年に思いをはせ
特別な気分になっていたことを思い出します。

いつのころからか、それは途絶え
大晦日も新年も
日常に近づきつつあります。

まだ今も師走のただ中で気は急いていますが
松と千両を和紙でくるりと巻いて
赤い水引で結んで飾ったら
少しあらたまった空気が流れはじめました。

心の内からも静まりたいと
今日いただいたお菓子は「雪餅」という名のきんとん。
静かにしずかに落ち着いてと
自らに語りかけながらいただいて、少し深呼吸。

今年もあと7時間ほど。
どうぞよい年をお迎えください。




【白】
白といっても完全な白は存在せず、わずかに黄み
や青みをふくんでいます。古来と現代の白の捉え
方にはかなり開きがあり、今よりもっと広範囲な明
るい色をさしていたと考えられています。科学的な
白さより、雪ざらしされた楮(こうぞ)や布のような
あたたかみのある白を好ましく感じるこのごろです。










posted by mikk at 16:52| Comment(4) | 師走 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>大晦日の夜。
きれいにたたまれた
真新しい下着が枕元に置かれていました。

そうそう、そうでしたね、子供の頃・・・
もういつからか、そんな習慣もなくなりました

市場が15日までお休みで
おせちにあきて、文句を言ってましたっけ
そんな時は、ボンカレーとチキンラーメンが
わがままをなだめてくれました

スーパーが元旦から開いていて
年末年始の改まった感も薄れ
31日と1日がいつもと同じようにつながっている感じがします

真っ白のきんとん、めずらしいですね
栗だとしろくできないですね
何でできているんでしょう?
Posted by さくらねこ at 2013年01月03日 00:09
 明けましておめでとうございます。
 いつも、月末を楽しみにしております。
 
 白いきんとん、ゆり根ではないでしょうか。
Posted by 龍爪色 at 2013年01月04日 11:20
*さくらねこさん*

さくらねこさんが子どものころも
真新しい下着の風習ありましたか。
おなじ思い出があるって、うれしいですね。

こちら仙台では1月2日から恒例の初売りがはじまり
少し日をおいてバーゲン開始だったのですが
今年は3日からバーゲンというところもありました。
どんどん急ぎ足になっていきます。

ところで、真っ白のきんとん
なんでしょう……。
いただいたとき
芋の香りがふわーんと抜けていきました。

龍爪色さんも考えてくださっているので
正解は(!?)そちらで。

Posted by mikk at 2013年01月05日 16:16
*龍爪色さん*

あけましておめでとうございます。

ゆったり更新にもかかわらず
楽しみにしてくださってありがとうございます。
今年はもう少し更新できればと思っているところです。

白いきんとん
ゆり根かなとわたしも思ったのですが
「つくね芋」でした。

控えめな甘さで、芋の風味をしっかり味わえる
しっとりしたきんとんでした。



Posted by mikk at 2013年01月05日 16:24
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