2012年09月30日

くりかわいろ − 栗皮色

tannbaji.JPG


赤みがかった濃い茶色


窯場をまわると
料理上手な奥さまによく出会います。

ご主人がつくられた焼物に
その土地のものでつくったお菜が並び
郷土食のお店かカフェかと思うほど。
少し年配の方になると
お手製のお菓子でもてなしてくださいます。

あるところでは、甘く炊いた大福豆をふわりとまとめた
鹿の子のようなもの。
あるところでは、豆皿にのった栗の渋皮煮。

それが、なんとも風味がよく
もうひとついただきたい気持ちを
ぐっと抑えるのに苦労しています。

栗の木がある実家では
その実はとても身近にありました。
秋になると送られてくる栗は
すぐに栗ごはんに炊けるようにと
母が皮をむいてくれたもの。
それがどんなに手間のかかることか
不肖の娘は、最近になって知りました。

このお菓子「丹波路」は
菓子職人さんが手間をかけて皮までかたどったもの。
皮から栗風味の餡まで
そのままおいしくいただけます。




【栗皮色】
栗の皮のような赤みの茶色。栗色や『源氏物語』の一
節に出てくる落栗色を、同色とする説もあります。一説
には、栗色は明るい茶色、落栗色はつやのない黒みの
褐色とする説も。同じ色調であることに変わりありませ
ん。似た色に、檜皮色があります。こちらは檜(ひのき)
の皮のような色、もしくは皮で染めた赤茶色のことです。

posted by mikk at 18:51| Comment(4) | 長月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰です。

見るからにうまそうです。
どこで買い求められますか。

Posted by tsuchita at 2012年10月03日 19:52
*tsuchitaさん*
ご無沙汰しています。

こちらのお菓子、おいしかったですよ。
仙台にある賣茶翁さんのものです。
2週間ほどでお菓子が入れ替わってしまうため
この「丹波路」は来年までのお楽しみになります。

その代わり、おすすめのお菓子を紹介しますね。
賣茶翁さんのお菓子のなかでも
個人的に気に入っているのが、きんとんです。
しっとりみずみずしくて
小豆の風味がしっかりあって
砂糖の加減もよくて。
いつも変わらぬ風味を出せているのは
ほんとうに見事だと
味わうたびに思います。

どら焼きも、つぶ餡の小豆がつやつやと輝くようで
大ぶりなのに最後までおいしくいただけます。
こちらは人気なので、午前中に行かれることをおすすめします。

お店で味わえるので、お近くにお越しの際はどうぞ。




Posted by mikk at 2012年10月05日 09:50
こんにちわ
ご無沙汰してしまっています

艶々した色あい、ほんとの栗みたい!
いえ、ほんものよりおいしそうです♪

お口にいれたら、ほくっとした栗の甘みがひろがりそうですね

秋も本番、暑かった京都もどんどん涼しさが増しています
仙台は、こちらより秋が進んでいるでしょうね
寒暖の差の大きい季節、体調に気をつけてお過ごしくださいね
Posted by さくらねこ at 2012年10月16日 06:33
*さくらねこさん*
こちらこそご無沙汰しています。

そうなのです、ほくっと栗の甘みがひろがって
なんだろう、この幸せな気持ち……
というくらい。

ある会にこのお菓子を持参したところ
きんとんやねりきりのお菓子より
一番人気でした。
そのままの形というのが
かえって食べてみたくなるようです。

こちらも日ごとに肌寒さが増してきました。
お互いに体調に気をつけて過ごしましょう。
Posted by mikk at 2012年10月17日 00:19
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