2012年08月30日

きはだいろ − 黄檗色

kamome.JPG

黄檗の樹皮で染めた明るい黄色


ひとつひとつ姿形の異なる
「かもめ」のお干菓子です。
くちばしに見つけた黄色が、黄檗色。

この色、沖縄の城間びんがた工房で見せていただいた
目の覚めるような黄色に似ている気がします。

ただ、このかもめから浮かんでくるのは、港の朝焼け。
かつて見た
しらじらと夜が明けていくときの光景です。

さんま船が帰港し、大きな網で陸揚げするとき
網から地面にこぼれ落ちてしまうさんまが、
けっこうあります。

それを空から狙うのが、うみねこ。
陸から狙う、ねこもいます。

うみねこやねこを追い払うこともなく
悠々と自分たちの仕事を進める漁師。
ひとも動物も、ともに生きている。
そう感じる光景でした。

先日、気仙沼に行ったとき
うみねこの数が減っている気が……。
漁船が一艘、二艘と増えていくことを願っています。




【黄檗色】
ミカン科の高木「黄檗」の内皮で染めた、鮮やかな黄
色。いまでも草木染めで、よく用いられる染料です。
防虫効果があり、写経用の紙を染めるのにも使われ
ていました。正倉院に伝わる黄紙や黄染紙も、黄檗
で染められたと考えられています。薬効もあり、漢方
では整腸剤「黄檗(おうばく)」として知られています。








posted by mikk at 06:47| Comment(0) | 葉月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
このページの上へ▲
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。