2012年01月31日

ぎんねず − 銀鼠

hougyokuryunotsume.JPG


白銀のような明るい鼠色


大寒を過ぎても、凍える寒さ。
そろり、そろりと歩く日の多い仙台です。

それでも、和菓子屋さんには
水仙、紅梅、椿といったお菓子が並び、花ざかり。
その中で、すっと引き寄せられたのが
このお菓子です。

家紋のように見えるけれど
干支にちなんだものだそう。

今年は、たつ年。

それでも思い浮かばず
菓銘を聞いて、納得しました。
「宝玉龍の爪」。
宝玉をつかんだ龍の爪を表したものです。

日本画が浮かんでくる、この意匠、この色あい。
こんなに渋いお菓子に出会えるとは
うれしくなります。

いかにも英気を養えそうなお菓子は
龍神さまのご加護もありそう。

そう思いつつ口にふくむと
ほんのりゴマの香りとともに
お干菓子がほどけていきました。




【銀鼠】
かすかに青みをふくむ、白みがかった灰色。江戸時代か
らよく使われる、粋な色です。四十八茶百鼠(しじゅうは
っちゃ ひゃくねず)といわれるほど種類の多い鼠のつく
色には、抹茶にちなんだらしい緑みの利休鼠、江戸にち
なんだ青みの深川鼠、赤みがかった桜鼠に、牡丹鼠な
ど。色名を眺めているだけで、想像がふくらんできます。








posted by mikk at 23:51| Comment(0) | 睦月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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