2011年07月28日

きはだいろ − 黄檗色

tanabata.JPG


古代より伝わる鮮やかな黄色


七月も半ばを過ぎると
仙台の小さな店でも七夕飾りを
手づくりしはじめます。

それは、通りにたなびく大きな飾りではなく
店先を彩る、かわいらしいもの。

薄紙を幾重にもかさねて折りたたみ
広げた花を丸い竹かごにつけると、くす玉に。
吹き流しをつければ、できあがりです。

仙台の藤崎百貨店には
今年は、白い七夕飾りが、すでにお目見え。
地域の河北新報社には
七夕飾りにするための折り鶴が集まっているといいます。

お菓子の「七夕」にも、吹き流しが揺れています。
この星の部分が、黄檗色。

まばゆいほどの色が
きらきらとした希望の光のようにも見えてきます。

人と人をつなぐのも
哀しみを昇華させるのも、まつり。
ひとりでも多くの方に見ていただきたい
仙台七夕まつりです。




【黄檗色】
ミカン科の高木「黄檗」の内皮で染めた、鮮やかな黄
色。いまでも草木染めで、よく用いられる染料です。
防虫効果があり、写経用の紙を染めるのにも使われ
ていました。正倉院に伝わる黄紙や黄染紙も、黄檗
で染められたと考えられています。薬効もあり、漢方
では整腸剤「黄檗(おうばく)」として知られています。








posted by mikk at 18:54| Comment(0) | 文月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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