2011年06月17日

ゆりのかさね − 百合のかさね

sakuranbo2.JPG


姫百合をあらわす夏色のかさね


はじめてわが家を訪れた義父が
両手いっぱいに抱えていたのが、白百合でした。

ちょっと照れたように、はいと手渡された白百合は
言葉ではない想いをいただいたようで
うれしくて、もったいなくて、とてもありがたかった。

私にとって百合といえば、その白百合だけれど
かつて日本で百合といえば
姫百合の色だったようです。

この「さくらんぼ」の色のかさなりが
姫百合をあらわす、かさねの色目。
『古事記』や『万葉集』に見られる百合も
白百合ではなく
このような夏色だったかもしれません。

7月の季語にもなっている百合は
これからの時季が見ごろ。
仙台からちょっと足をのばして
一迫ゆり園で
色を感じるのもよさそうです。




【百合】
赤色と朽葉色による、姫百合をあらわすかさねの色
目。夏の時季に身につけられた色あいです。といっ
ても、平安時代には登場せず、室町時代に著された
『胡曹抄』によれば、その時代にもあまり身につけら
れていなかった様子。元気のでる愛らしい配色です
が、残念ながら流行とまではいかなかったようです。









posted by mikk at 11:43| Comment(0) | 水無月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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