2011年05月22日

ふじねず − 藤鼠

hanasyoubu2.JPG


灰みがかった藤色


うど、たらのめ、ふきのとう。
独特の香りや苦み、渋みがいいと
心から感じられるようになってきました。

味覚と視覚の好みは似てくるのか
ここ最近はとくに
渋みのある色に、きゅーんと引き寄せられます。

お菓子も、こんな渋みのある色に出会うと
本当にうれしくなります。

 渋いという如き、美への標準語を持っている国民は
 東洋にも他にはない
と記したのは、民藝の概念を見出した柳宗悦。

そんなに優れた文化のかたすみに
はたして、いるのかどうか。
たんに好みといえなくもないけれど
このお菓子「花しょうぶ」を見て
しっくりくるのを感じました。

澄んだ渋みといったらいいか。
なんとも、おだやかな気持ちになってきます。




【藤鼠】
灰色をふくんだ、やわらかみのある藤色。江戸後期に
流行した「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」
のひとつです。茶系と鼠色系それぞれに微妙な色彩
の違いから生まれた多くの色は、粋な色として親しま
れています。藤色にちなんだ渋みのある色には、薄藤
鼠や、灰みがかった青紫色の藤納戸などもあります。









posted by mikk at 18:44| Comment(0) | 皐月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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