2011年04月30日

うすはなざくら − 薄花桜

hototogisu.JPG


淡く紫がかった青


かわいい千鳥に見えますが
この時季なので、「ほととぎす」です。

葉桜のころを迎え
お菓子には夏を代表するほととぎすが
並びはじめました。

「春の花 夏ほととぎす 秋の月 冬雪さえて冷しかりけり」
と詠んだ道元禅師。

ほととぎすの名はよく目にしても
最近は、その声をきくことはあまりありません。
身近な鳥といえば
ときおり塀の上をじっと見つめるネコの反応から
小鳥の訪れに気づくくらい。
花鳥風月を愛でるには、ほど遠い毎日です。

それでも、ふと庭先に目をやれば
ほんの少し花色を見せはじめたつつじのつぼみや
日々成長するぎぼうしの葉に
季節の移り変わりを感じます。

なにげない日常が
とても愛おしく思えるこのごろです。




【薄花桜】
桜の名がついていても、ひと色のときは、なぜか淡く
紫がかった青。薄い花色をあらわしています。このお
菓子でいえば、ほととぎすの色です。わかりやすいの
は、かさねた配色で見せる、かさねの色目のほう。同
じ「薄花桜」でも、白と淡紅をかさねて山桜の花の色を
あらわします。さて、このひと色の薄花桜は、なんの
花色をあらわしたものでしょう。興味をひくところです。








posted by mikk at 23:14| Comment(4) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
淡い色がかわいい千鳥・・・
と思ったら、ホトトギスなんですね

セキレイやメジロはよく見かけます
ウグイスは、声だけ
でもたしかに、ホトトギスって見たことないような?

春色のお菓子、次々登場ですね
和菓子のやさしい色あいは、心なごみますね
Posted by さくらねこ at 2011年05月06日 00:08
*さくらねこさん*

そう千鳥だと思ったら
ほととぎすでした。
千鳥は、冬の季語なんですね。

うぐいすのさえずりは耳にしますが、
ほととぎすの声は、あまり聞かなくなりました。

伊達政宗がほととぎすの初音を聞きに訪れ
自らの墓所にと決めた瑞鳳殿は
わが家から歩いて行ける距離です。
杉の古木が立ち並ぶところで
ほととぎすの声が聞こえたか、どうだったか……
うっかり確かめ忘れていました。

さえずりを聞きながら
山歩きするのも楽しいでしょうね。
Posted by mikk at 2011年05月06日 22:52
さくらねこさんのところへ遊びに伺って
ふと立ち寄ってみましたら…

なんと居心地のいい空間でしょう
やわらかな色合いと
あたたかで音楽のような文字たち

うっかりすると愛らしいホトトギスと文字たちが
輪を作っておどりはじめそう

Mikkさんが大切にしている思いが
和菓子や文字たちに
魔法をかけているのでしょうか

Posted by まあちゃん at 2011年05月20日 14:00
*まあちゃんさん*

遊びにきてくださって
ありがとうございます。

仙台では、街なかを自転車で走っていると
つつじの花が香るようになりました。

おっとり続けているブログなのですが
居心地よく感じていただけたら
とても、うれしいことです。

まあちゃんのブログは
わた菓子のようにふわりとした詩集という感じですね。
可憐な花の絵は、水彩でしょうか。
その感じ、こちらの庭に咲きはじめた
小昼顔にどことなく似ています。

よろしければ、また遊びにお越しくださいね。

Posted by mikk at 2011年05月20日 23:14
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