2011年04月10日

ふじのかさね − 藤のかさね




藤を表す、淡紫と萌黄のかさね


仙台の街を自転車で走りながら
紅梅を眺めていたのが少し前。
つい先日は、ふさふさした
コブシのつぼみを見かけました。

和菓子屋さんの店先は
もう少し早い足どりで、春を知らせます。

「藤房(ふじふさ)」と名づけられたきんとんは
こぼれるように咲く藤の花。
淡紫と萌黄色の色あわせが
藤のかさねの色目です。

仙台の北山近くには
藤の花で知られたお宅があり
花どきには庭が開放されます。
今年は、今年は、と思いつつ
見逃していた藤の名所。

意外にも、なじみがあるのは
東北道から眺める山藤のほう。
藤棚のそれとは雅やかさが異なるけれど
野趣のある姿もまた、いいのです。




【藤のかさね】
藤の花と葉を表す、薄色(淡紫)と萌黄色の2色によ
るかさねの色目です。旧暦の三月から四月(現在の
暦でいえば四月から五月)に身につけられた色。高貴
な配色は『源氏物語』にも登場します。藤にちなんだ
色目には、淡紫と濃紫をかさねる「白藤(しらふじ)」
や、淡紫と青による「藤重(ふじがさね)」もあります。

posted by mikk at 00:47| Comment(2) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
藤色と萌黄色のきんとん、めずらしいですね
控えめで落ち着いた色合いが、ほっとします

藤の花は香りもよく、長い房は優雅で高貴な雰囲気です
ハチがたくさん寄ってくるので、撮影は要注意ですけど・・・

京都はただいま桜満開のまっさかりです
春らしい明るい黄色やさくら色の花の次は
ツツジやチューリップの鮮やかな色、そして
藤や菖蒲・カキツバタ、あじさいなどの紫の花の季節ですね
日本古来の色彩は豊かで、心が和みます



Posted by さくらねこ at 2011年04月12日 23:57
*さくらねこさん*

藤の花には、ハチが寄ってくるんですね。
おいしい蜜が採れそうと思ったら
藤の花のはちみつもあるみたい。
和風のさわやかな甘さのようです。

このところ特に甘いものがほしくて
花よりはちみつに反応してしまいました。

こちらも桜が開花。
いつものお花見さんぽコースは
東北大から瑞鳳殿をめぐり
広瀬川を眺めながら橋を渡って
和菓子を求め、西公園でひと息という感じです。

今年、西公園では観桜会が催されるそう。
いつものように桜を感じて
ツツジ、そして藤や菖蒲といった紫の花たちへと移り変わっていく
花の色を楽しみたいですね。

Posted by mikk at 2011年04月14日 11:32
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