2010年12月30日

くろとくさ − 黒木賊




黒みがかった灰緑と白のかさね


この色名を見ると
どうしても黒服の山賊が浮かんできます。
渋みがかった色あいに品があり
山賊といっても頭領の風格
といったイメージがありました。

ですが、この色に類する木賊色は
武家に好まれた色あいでもあるそう。

山賊と武士で
当たらずとも遠からず。
粋で渋みのある色あいが
武家好みだったのでしょう。

お菓子にぽんと押されているのは
松をかたどったもの。
ふりかかった雪の下から松がのぞく情景を表した
「松の雪」と名づけられたお菓子です。

いよいよ年末ともなると
新しい年をにおわせる松が
お菓子にあしらわれるようになってきました。




【黒木賊】
濃い緑と白のかさねの色目。四季を通して身につけら
れた配色です。似た色目に、木賊があります。そちら
は、この色目より明るい、萌黄と白のかさね。木賊と
はシダ植物のトクサのことで、木賊のかさねの色目は、
その茎の色を模した色あいです。ちなみに、この黒木
賊の色目は、祝いの席では避けられた配色のようです。


posted by mikk at 22:12| Comment(0) | 師走 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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