2010年06月28日

うすあさぎ − 薄浅葱




明るく青みがかった青緑色


今日も暑い日でした。
お菓子も、夏らしく
白波も涼やかな「さざ波」です。

この海にあたる色が、薄浅葱になります。
実はこの色、かつて如月の時季に
男びなさまの衣の色として紹介しています。
http://www.k2.dion.ne.jp/~miks/wawa/toki_fuyu/toki_0205.html

ですが、本来は夏の色。
ようやく、ふさわしい夏の時季に
見つけることができました。

爽やかな色と意匠。
眺めているだけで
すーっと暑さが引いていくようです。

たしか今年は冷夏と言われていましたが
この調子なら、夏らしい天候に恵まれそうです。

日焼けが気になるところですが
晴れわたった空のもとに広がる海を眺めているだけで
心もゆったり、のんびり休息できます。
気分は早くも夏休みといったところです。




【薄浅葱】
葱の若葉のような浅葱色が、淡く明るく青みがかったの
が「薄浅葱」。淡く緑がかれば「水浅葱」です。浅葱色は
平安時代からあった色名。江戸時代には、地方出身の
侍が羽織の裏地に使っていたため野暮とされ、明治にな
ると一転、化学染料で鮮やかを増し、芸者衆に流行した
新橋色が生まれます。浅葱色と新橋色に縁のある色です。

posted by mikk at 20:19| Comment(2) | 水無月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「薄浅黄」なんて良い響きの名前でしょうね。
「浅黄色」と言えば、さだまさしの「精霊流し」の中にも出て来ますね。
私の母も若いころに着ていたので色の名前を見ただけで
物哀しくも懐かしい記憶が蘇ってきます。
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先日熊本現代美術館で時代物の幟旗の展示を観ましたが
藍が褪色して表現しがたい色になっていました。
帰って色の手帳を繰ってみれば褪色などと言うより
「鉄納戸」や「真鴨色」「花浅黄」など素敵な色に昇華していたんですね。
そんな表現につい、こちらのブログを思いだしお邪魔した次第です。
しかし今回登場の「さざなみ」、楊枝で帆を刺した時の
触感さえ伝わってきそうで、じっくり愛でながら
食してみたくなります。
Posted by morinof at 2010年07月08日 00:18
*morinofさん*
「精霊流し」の歌詞に
出てきていたんですね「浅黄色」。
母が長崎県の出身なので
子どものころ精霊流しを見た覚えがあります。
その思い出に、浅黄色が重なってきました。

藍が昇華した「鉄納戸」や「花浅黄」、いい色です。
「真鴨色」は、なかなかお目にかかれない色ですね。
藍で染められた色といえば
なんとなく縹色(はなだいろ)が好きで
その色のことを、花色や露草色ともいうそうです。
その風趣な色名も
わずかな違いの色につけられた色名も
感性ですね。
見習いたいなと心から思います。

そして、このお菓子。
帆柱もポキポキといただけました。
ほんのり甘い気がしましたが
それも食感にかき消されるような
かすかな甘さでした。
Posted by mikk at 2010年07月08日 22:09
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