2010年05月31日

うすふじいろ − 薄藤色




江戸にはじまる淡い藤色


その姿は凛とした女性のようなのに
名前はいかつい「てっせん」です。

鉄仙とも鉄線とも書く、その名。
どうして、そんなに猛々しい名になったかといえば
つるが鉄線のように強いからだそう。

江戸初期に、中国から渡ってきたもので
花に見えるのは、がくの部分です。

6枚のものが鉄線で、8枚のものが風車。
それらを総称して、クレマチスといいます。

このお菓子は、てっせんを模した練りきり。
1枚ごと寄り添わせているのかと思ったら
わずかにつながっていました。

その中には、あたたかい色のくるみ餡。
見ためも、味わいも
ちょっと意外で楽しめます。




【薄藤色】
淡い青みの紫である藤色を、さらに淡くしたのが薄
藤色です。花の色としては平安時代から見られま
すが、色名としては江戸時代からとされています。
似た色に、薄色(うすいろ)と半色(はしたいろ)が
あります。その違いは、薄色はやや灰みがかり、半
色は薄色よりやや濃く赤みがかっているところです。

posted by mikk at 23:25| Comment(4) | 皐月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりの更新は立て続けですね。
お忙しいのでしょうか?

薄藤色の控えめな色合いは大人な雰囲気ですね。
それよりもくるみ餡の意外な味が気になります。

色気より食い気ですね。
失礼しました。

今月都合がつけば仙台に行きたいと思っています。
時間が合うようでしたら…。
Posted by daccyan at 2010年06月04日 22:43
*daccyanさん*
ごぶさたしています。
daccyanさんにしては
めずらしく遅い時間帯ですね。
こちらは、ちょっとペースがつかめず
それがブログにも出てしまっています。

このお菓子、とてもいい色でしょう。
くるみ餡は、濃厚すぎず
言われてみれば、くるみの風味
というくらい、ほんのり香りが漂います。
daccyanさんも、やはり花より団子仲間ですね。

仙台にいらっしゃるのなら
このお菓子に出会えるといいですね。
お時間があれば
どうぞお気軽にお声がけください。
Posted by mikk at 2010年06月04日 23:55
きれいな色ですね〜♪
この季節、鉄せんのきりっとした花は目に留まりますね

そしてこのお菓子、花びらを寄せているのではなく
真ん中がつながっているのですか
手の込んだ細工ですね
菓子職人の心意気でしょうか

久々に続けての更新ですね
お引越し後、落ち着かれたでしょうか
これからの梅雨時期、お庭の緑がどんどん濃くなるでしょうね
Posted by さくらねこ at 2010年06月06日 09:57
*さくらねこさん*
きれいな色でしょう♪
このお菓子、そうなんです
真ん中がつながっているのです。
どこまで切りこみを入れるのか
その加減がなかなか難しいのでは、と思いますね。

つい先日、クレマチスの庭を拝見する機会がありました。
少し遅れて鉄せんが咲くそうで、
まだ見ることはできませんでしたが
クレマチスにも、きりっとした形、まるみのある形
色もさまざまあって緑に囲まれた庭。
ターシャ・テューダーの庭を思い出しました。

こちらは、すっかり落ち着くとまではいきませんが
少しずつペースがつかめてくるのではと思っています。
小さな庭には、アイリスとバラが咲いています。
うれしいものですね。
Posted by mikk at 2010年06月07日 10:25
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