2009年09月30日

つちいろ − 土色




土のような赤茶色


芋を月にお供えすることから
芋名月ともいう、中秋の名月。
その日にあたるのが、2009年は10月3日のため
お月見のお菓子が並ぶのも、昨年よりやや遅め。
長月も押し迫っての「小芋」です。

芋といえば、月よりも先に浮かぶのが芋煮会。
山形の芋煮も知られていますが
仙台でも河原で豚汁をつくっていただく
秋の楽しみになっています。

豚汁に欠かせない里芋を
植え、育て、芋煮をつくって
観光客をもてなそうと活動している
女子校の同窓生の方々もいます。

先日、少し早めの芋堀りを見ていると
土の中からごろごろと出てきたのが
ちょうど、このくらいの小芋。

ほくほくあったかい芋煮を思い浮かべつつ
こちらは、こし餡の入った
ほんのり甘い小芋をいただきました。




【土色】
くすんだ赤みの茶色。しめった土のように黒み
をおびた茶色という説もあります。岩石などが
粉末になった土の色のことですが、憔悴した顔
色をあらわす表現にも使われます。土がつく色
名に黄土色もあり、こちらは赤みの黄色です。

posted by mikk at 16:39| Comment(14) | 長月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
「まぁ、ほんとに、よくぞこしらえてくださいました。」
 花をうつした練り切りが、やんごとないお姫様なら、
この小芋は唱歌「赤とんぼ」にでてくるねえやでしょうか。
 里芋の皮をむく時に、ぽこっと飛び出た小小芋を
じゃまもののように思ったことを、いま恥じております。
 こうしてみると、里芋って、ほんとにほんとに愛らしい姿かたちです。
 「土色」。ふだん目にしているはずなのに、
どんな色目だったか、はっきり言えません。
明日、じっくり見てみようと思います。
 mikkさん、和菓子職人さん、ありがとうございました。

 
Posted by 龍爪色 at 2009年09月30日 21:52
あ、小芋ですね
ほんものそっくり!?
こうやって見ると、月見団子が小芋の形だというの納得です
芋名月だから、小芋の形のお団子
お月見団子というとまんまるの絵が多いですけど
京都は小芋の形にあんこの衣
京都だけなのかなぁ
Posted by さくらねこ at 2009年09月30日 23:51
*龍爪色さん*
なんだかほっとしますね、この小芋。
お姫様のように美しいお菓子も素敵ですが
ねえやのように優しいお菓子も
また心が求めてしまいます。
と言いつつ、小芋がこんなにもかわいらしいと感じたのは
やはりお菓子だからでしょう。
龍爪色さんと同じく
こまったなと思いつつ皮をむいていますから。
お菓子になると、そのままパクッと
あまりにすいすいと口に入っていくのが
困るといえば、困ったところでしょうか。
Posted by mikk at 2009年10月02日 10:08
*さくらねこさん*
そっくりでしょう、この小芋。
そのまま煮ものに、ころんと使ってしまいそうです。
抽象的に仕上げる和菓子もありますが
こちらの和菓子屋さんは
本物と見まがうようなお菓子が多いのです。
京都のお月見団子は、たしかに小芋の形にあんの衣。
あんを衣にした団子は東北でもありますが
小芋の形というのは、まだ見た覚えがありません。
もしかしたら山形の酒田あたりに
京文化が伝わっているかもしれませんが……。
東北をちょこちょこ動いていると
見たことのないような手作りお菓子に出会うことがあります。
どこかで、似たお菓子に出会えると楽しいですね。
Posted by mikk at 2009年10月02日 10:23
こんにちは♪ご無沙汰してます。
この和菓子、ほんと「お芋さん」ですね!
皆が思わずニッコリ微笑むのを見たくて、
お茶菓子に出してみたくなります(笑)
『土色』を色だけでなく香りからも
連想できるようで楽しい作品です☆
ほっこりモチモチの里芋大好きです。
母がお正月の雑煮に入れたりしていました。
Posted by 豆奴 at 2009年10月08日 14:35
ああこれは蔵王町の里芋だ

奇跡的に美味しい里芋なのですよ 本当に
でも良く見たら 和菓子なんですか?
うーーーん ビックリ

薯煮に混ぜたら分からなかったりして ギャハ

でもやっぱ私としてはウイスキーで頂きましょうか
Posted by 元窯 at 2009年10月09日 18:40
アポロでも月の餅まで見つからず

焼き芋を買うにはマスクめがねかけ

名月に静かに響く虫の声
Posted by 日向子 at 2009年10月10日 12:11
*豆奴さん*
こちらこそ
ご無沙汰しています。
仙台は肌寒くなってきましたが
関西はまだ暖かさが続いているでしょうか。
お芋さん、お雑煮に入れられるんですね。
白みそでいただく、あの味でしょうか。
残念ながら、まだいただいたことがありません。
島根では、といっても母が九州の出身なので
また家々で異なるのかもしれませんが
しょうゆ仕立てで、だいこん、にんじん、高野豆腐などでした。
仙台では、ハゼのだし。
全国のお雑煮を順々にいただいてみたいですね。
Posted by mikk at 2009年10月10日 13:21
*元窯ご主人さん*
蔵王のふわっととろける大根は
いただいたことがありますが、里芋はまだ。
おいしいでしょうね、きっと。
こちらは、餡入りの和菓子ですが
芋煮に入れてもわからないくらい、そっくり。
お椀に入れておいて、芋煮を上からそそげば
みんなを驚かせられるでしょう。
でも、やっぱりご主人さんはウイスキーの友にされますか。
こちらは、少々肌寒くなってきたので
熱燗でいくとしましょう。
そういえば、お酒の燗や冷やの温度によって
日向燗とか花冷えとかいうのだとか。
つい最近、覚えたことですが。
お酒もおもしろいですね。
Posted by mikk at 2009年10月10日 13:30
*日向子さん*
天文好きの日向子さんらしい川柳ですね。
つい昨日ですが、帰宅途中の公園で
天文ボランティアの方から
「木星を見ていきませんか」と声をかけられました。
天体望遠鏡をのぞくと
つかの間、星に手が届きそうでした。
宇宙から見れば、思いわずらうようなことも
小さなことなのでしょう。

「名月に静かに響く虫の声」

すすきが思い浮かぶ、気持ちのいい川柳ですね。
心地よさをありがとう。
Posted by mikk at 2009年10月10日 13:42
はじめまして。アングレーズと申します。
お菓子作りが好きで、仙台でお菓子教室を開いています。
普段は洋菓子ばかりですが、
こちらのブログの和菓子と文章ががとっても素敵で、いつも和の気分に浸らせていただいてました♪
もしよろしかったら、私のブログにリンクを張って、
生徒さん方にこちらのブログをご紹介したいのですが・・・
ご了承いただければ幸いです(*^_^*)
Posted by アングレーズ at 2009年10月11日 12:12
*アングレーズさん*
ようこそ、はじめまして。
のんびりしたブログを見つけてくださって
ありがとうございます。
素敵なおうちでケーキづくり、楽しそうですね♪
おいしいものを前にすると
おしゃべりもはずんでくるから不思議です。
お菓子も、お弁当も、手をかけただけ思いが詰まって
いただいた後に、ほっこり幸せな気分になります。
こちらは食いしんぼうで、いただくのが専門ですが
どうぞよろしくお願いします。
リンク大歓迎です。ありがとうございます。
生徒さん方に、よろしくお伝えください。
Posted by mikk at 2009年10月12日 10:01
里芋すごすぎ。
この世界、イメージを表現したり、
色の綺麗なものを表現したりは納得なのでしょうが、
何で里芋?っておもいます。
でもほんと良くできてる。
Posted by daccyan3 at 2009年10月12日 17:31
*daccyan3さん*
すごいでしょう、この里芋。
仙台は芋煮があるから
ここまで忠実というわけではなく
京都にもお店ごとに、かなり本物に近い
小芋のお菓子があるようです。
雅なのかと思えば
ふっと笑いをさそうお菓子もあって
そこが、和菓子の
懐の深さなのでしょうね。
Posted by mikk at 2009年10月13日 20:50
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