2009年04月30日

せきちくいろ − 石竹色




唐撫子のような淡紅色


卯月とはいえ、もうすぐ端午の節句。
やんちゃな感じのするお菓子
かぶとをかたどった「端午」です。

男子の成長を願うお菓子にしては
かわいらしい配色。
おめでたい紅白かとも思ったのですが
端午の節句は、もともと女性の節句だったそう。

田植えの前に早乙女が
菖蒲などで葺いた家にこもって
身を清める神事を行っていたといいます。
それが、鎌倉時代になると菖蒲が
武術を重んずる「尚武」に通じるとされて
男子の節句となり
室町時代には、かぶと人形もつくられるようになりました。

そう思うと、このお菓子、形はかぶとであっても
早乙女をも意味しているような……。
そして、色は撫子色よりもやや濃い唐撫子の色。

なんとなく
弱いだけではいられない現代女性を
元気づけるお菓子に思えるのは
気のせいでしょうか。




【石竹色】
石竹とは、中国から渡ってきた唐撫子のこと。その
花のような淡い赤紫。日本にもとからある河原撫子
の撫子色より、やや黄みがかっています。石竹は六
月の季語で、かさねの色目の「唐撫子」は紅と紅を
かさねた夏の配色。少し早めの紹介になりました。

posted by mikk at 23:40| Comment(14) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
mikkさん こんにちは♪
兜をかたどった”端午”の和菓子の色は
石竹色ですか!
成長して行く男の子が唐撫子の色からどんな色になるのか
楽しみな和菓子に見えます♪

すがすがしい初夏の香りがする五月にぴったりです。

男の子の節句で定着してますが
端午の節句の由来を改めて読ませていただくと
農耕民族だった日本にとって
早乙女は大切で女性の節句だったと
いうことがよく解かりました。

気のせいではなく元気になれる予感がして来ました☆





Posted by ☆奈々☆ at 2009年05月01日 10:12
mikkさん 先日はお世話になりました。
やっと更新できる余裕が出来たのですね。
会ってはいるものの更新があると、
安否確認したような気がして
うれしくなります。
では、また時々よらせていただきます。
Posted by daccyan3 at 2009年05月01日 18:16
*奈々さん*
気持ちのよいお天気が続いていますね。
仙台は、初夏のようです。
よもぎの新芽で染めた若緑色のストールを
ねこやなぎ色のチュニックに合わせると
気分が、ほんとに軽やか。
楽しくなってきます。

節句も、意外な由来が隠れているものですね。
意味あいが変わっていたり、忘れられていたり。
そんなことに気づけるのも、楽しいところ。
ほんとうに、色が元気づけてくれますね。

奈々さんのレシピにあった
豆苗とほたての炒めもの。
すぐにも作ってみようと思っているのですが
そんなときにかぎって豆苗が並んでいないのです。
この休み中には、ぜひ作ってみようと思っています。
Posted by mikk at 2009年05月02日 18:07
*daccyan3さん*
こちらこそ、先日はありがとうございました。
かえってお気づかいいただいて
感謝、感謝です。
おかげさまで、元気にしています。
車の話はうといのですが、椅子の話、ワインの話、
またいろいろお聞かせください。
そして、お菓子チェックと、安否確認をかねて
またぜひ遊びにお越しください。
Posted by mikk at 2009年05月02日 18:18
先日、体調をくずしてから洋菓子よりも和菓子が好きになりそうです。
油気のないアンコの甘味が、自分が日本人であることを
思い出させます♪
Posted by たっくん at 2009年05月02日 21:56
*たっくんさん*
疲れているときや体調をくずしたときなど
和菓子の甘みが、すーっと体になじんできます。
あっさりとして風味のある小豆餡、いいですね。
たっくんさんもお体をたいせつに。
Posted by mikk at 2009年05月03日 19:22
こんにちは

THの高橋です。
自己紹介を見てお邪魔しました。
素敵なブログですね。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by 高橋芳広 at 2009年05月05日 05:21
*高橋芳広さん*
THは、とても素敵な略し方ですね。
さっそくお越しいただき、ありがとうございます。
サクサク進められる高橋さんを
少しでも見習えればと思います。
こちらこそ
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by mikk at 2009年05月05日 09:58
早乙女のお株を取った端午の日

その兜かぶっといてよ似合うから
Posted by 日向子 at 2009年05月07日 08:22
*日向子さん*
「早乙女のお株を取った端午の日」
お株は、かぶとにかけてくださったんですね。
この言葉が浮かんでくるとは
さすがです、日向子さん。
2句目は、ただただ笑えました。
句は、こんなにも人柄があらわれるんですね。
からりとした笑いをありがとう。
Posted by mikk at 2009年05月07日 11:38
端午の節句は、もとは女性の節句・・・
そうなんですか!
このお菓子をみていると、納得ですね
ピンクをアクセントにした潔い白のかたち!
甘さの中に、きりりとした強さを感じます
Posted by さくらねこ at 2009年05月09日 01:07
*さくらねこさん*
そうなんです。
もともと女性の節句だったようなのです。
この色と、きりりとした形が
由来にぴたりと合っているようで
ちょっとうれしくなりました。
実はここ数日、青森県の弘前に出かけていました。
いまの時季は、りんごの白い花咲く背景に
雪をいただいた岩木山がそびえ、それはそれはいい眺め。
さくらねこさんが見たら
きっとシャッターを押したくなりますよ。
Posted by mikk at 2009年05月11日 00:02
優しい色合いが男の子っぽくなくて不思議な感じですけど、
由来を知ると奥深い和菓子なんだなと
感動してしまいました。
また、強い兜をかぶっても中身は優しくという
想いも感じられるようです。
癒しと元気を貰える、素敵なお菓子ですね♪
Posted by 豆奴 at 2009年05月11日 19:40
*豆奴さん*
こちらが勝手に
由来と結びつけているのかもしれませんが
和菓子は、知れば知るほど奥が深いですね。
強い兜をかぶっても中身は優しく
というのは、親であれば誰しも願うものかもしれません。
お菓子は甘さだけでなく、形も、色も
元気をもらえます。
そういうお菓子をつくることができるって
すばらしいですね。
Posted by mikk at 2009年05月11日 22:25
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
このページの上へ▲
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。