2008年09月29日

ふたあい − 二藍




ふたつの藍で染めた紫


日ごとに長くなる、秋の夜長。
長月という呼び名も、夜長月からきたものだそう。
冷えてきた外気に夜景もくっきり冴え
その空に月を探すことが多くなりました。

今日は新月で、残念ながら月は見えませんが
こんな日こそ、二藍の空に月が浮かんだ
「名月」をいただきつつ、夜長を楽しみたいもの。

このところ季節の変わりめのせいか
つい眠りに引き込まれそうになりますが
夜になるにしたがって目は冴え
また夜長を楽しむの繰り返しです。

その日の気分によって読む本を
どれにしようかと選ぶのも
うれしいひととき。

たまたま今日、手にした句集も
気づいてみれば『月を仰ぐ』。
意識せずに求めた本まで月にちなんでいたとは
自分でも意外ですが
星野立子の句で眠りにつくとしましょう。




【二藍】
赤みの紫。青みの紫とする説もあります。赤みから青み
まで幅が広いのは、藍と呉藍(紅花)のふたつの藍で染
めた色で、その合わせ方によって色あいが異なるためで
す。平安時代は夏に盛んに用いられた色で、年齢が若い
ほど赤みに、年を重ねるほど青みにしたとされています。

posted by mikk at 23:54| Comment(8) | 長月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お月見の描かれた上品なお菓子ですね
二藍ですか・・・
ピンクとも紫ともいえない微妙な色あい
絵の具ではだせない、和の自然の色って感じです

急に肌寒くなってきました
涼しげな色より、暖かみのある色の方がしっくり来るようになりましたね
Posted by さくらねこ at 2008年09月30日 01:19
*さくらねこさん*
そちらも肌寒くなりましたか。
こちらも、そろそろストーブを準備しなければ
という時季になってきました。
それでも冴えざえした夜空は好きで
たくさん着こんで月や星を見ていたい気分です。
もう少ししたら、紅葉のお菓子も出てきそう。
お菓子を愛でて、いただいて
暖まるといたしましょう。
Posted by mikk at 2008年09月30日 23:15
こんにちわ!
綺麗な色ですね、私の好きな色あいです
二藍と呼ぶのですね、お月様も可愛い!!
ほんと、秋の気候になり、台風の被害も大きくなくてほっとしてます
私も食材をセレクトの教室では和菓子もコーディネトしましたよ、秋色の。
Posted by ミラクルパワーケーキ at 2008年10月01日 19:48
*ミラクルパワーケーキさん*
夕月夜の情景と色あいが
まるで絵のように見えて、求めたお菓子です。
秋色の和菓子のコーディネートも楽しそうですね。
台風の被害が大きくなくて、なによりでした。
少しずつ寒くなってくるこの時季
お体もご自愛ください。

Posted by mikk at 2008年10月02日 01:15
本を読み秋の夜長はヒロインに

月を見て映る姿は福顔に

藍ふたつ愛もふたつで色をなす
Posted by 日向子 at 2008年10月02日 08:29
*日向子さん*
本を読んでヒロインになったり
月を見あげてお福さんになったり
大人の女性になったり
もの思う季節ですね。
こんな時季こそ
心がゆらりゆらり揺れるようなものを
見て、聞いて、楽しみたいですね。
Posted by mikk at 2008年10月02日 20:40
mikkさんのところは静かに季節を感じることができて
普段のごちゃごちゃから開放されます。
句は・・も・不案内ですが「星野立子」の名で検索したら 
ひとつだけ知っているのがあってうれしくなりました。
”ままごとの飯もおさいも土筆かな”
ふわあっと気持ちが和らいだのをおぼえています。
Posted by 花花 at 2008年10月03日 08:37
*花花さん*
ありがとうございます。
どうにも頭がまとまらないときも
心は静かに季節を感じていたいなと思います。
花花さんがご存じの句、とても好きな句です。
そして、土筆つながりで、もうひとつ。
「河原まで土筆すみれと摘みながら」
なんでもないようなことが楽しい。
そんな気持ちをたいせつにしたいと思います。
Posted by mikk at 2008年10月03日 17:04
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