2008年09月24日

からしいろ − 芥子色


からしのくすんだ黄


さわさわと揺れる「すすき」。
そのぴりりとした辛みの色をやわらげるように
「うさぎ」を並べました。

食べものでいえば
辛いものは、けっこう好きなほうですが
その辛みにも得手、不得手があります。

胡椒や唐辛子は多いくらいがちょうど良く
わさびはほどほど、からしは少なめ、というように。
年を重ねてますます好ましく感じる辛みもあります。
そのひとつが、山椒。

子どものころは、無くても構わず
むしろ、あっても使わなかったくらい。
それがいまでは、無いとものたりなく感じてしまいます。
辛みより、あの香りが癖になるのかもしれませんが。

そして、いつも
ひとすくい、ふたすくい
振りかけるたび思うのです
小粒でぴりりと辛い
そんな人になりたいものだ、と。




【芥子色】
渋みのある黄色。からし菜の種を粉末にして練
った、香辛料の色をいいます。からし菜は春に
黄色い花を咲かせますが、この色は香辛料とな
ってからの色。古くから料理に使われていたか
らしも、色名となったのは明治以降のようです。

posted by mikk at 00:47| Comment(8) | 長月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。兎とススキ・・
何だか昔話のワンシーンのようで可愛いですね♪
私も山椒は子供の頃はとても苦手でしたが、
今では少し入ってる方が美味しかったりします。
ちなみに私が一番好きなのは山葵です☆
Posted by 豆奴 at 2008年09月24日 20:13
*豆奴さん*
このお菓子たちの懐かしい感じ
たしかに昔話のようですね。
わさびといえば、思い出した話がひとつ。
マンガの『美味しんぼ』で紹介された
気仙沼の「福よし」というお店のご主人が、おっしゃっていました。
「白いごはんに、おろしたてのわさびをのせて、醤油をちょっとたらすと
なんてことないんだけど、うまいんだな」
説得力のある言葉でした。
わさびも、葉わさびも、おいしいですね。
Posted by mikk at 2008年09月24日 23:32
一昨日コメントしたつもりだったのですが。。。
ちゃんと「書込」クリックしてなかったようです

からし色のすすき、あたたかい白色のうさぎ
ほんと、心のあったまる昔話の色ですね

私は辛いものが苦手、でも山椒、ゆずといった香りの香辛料は好きです
こしょう・わさび・からし・とうがらし、、、
どれもなくても困らないです
でも、年と共に「辛い」香辛料も好むようになってきましたね
ねりわさびでなくほんとの山葵を付けてくれるおそばさんがあって
これは辛すぎず香りがよくおいしいのです♪
残りを持って帰るための小さな袋もテーブルに置かれているのです
Posted by さくらねこ at 2008年09月26日 01:01
*さくらねこさん*
お手間をおかけしたみたいですね。
コメントありがとうございます。
さくらねこさんが、香りの香辛料を好まれるのは
なんとなく感じ取っていましたが
辛いものが苦手というのは、察しきれませんでした。
本物のわさびをおろすときは、やさしく円を描くようにすると
辛みがやわらかくなると教わったことがあります。
本物はツーンときすぎず、香りがいいですよね。
そのわさびを出すお蕎麦屋さん、おいしそうですね。
お持ち帰りできるのも、うれしいサービス。
近くにいれば、通ってしまいそうです。
Posted by mikk at 2008年09月26日 17:56
ススキ揺れ月のむら雲はらいのけ

ウサギ跳ね月に姿を映してる

小粒でも存在示す人もいる
Posted by 日向子 at 2008年09月27日 09:52
風草です

とても落ち着くページですね。
和菓子は、なんでもいいから買うという方ではなく、私なりの選択があります。
近くではないのが残念です。

ページがシンプルで、すっきり感があり、とっても好きです。
それが一層、『和の菓 和の色』を印象深くしていると思いながら、拝見いたしております。
Posted by 風草 at 2008年09月28日 13:12
*日向子さん*
「ススキ揺れ月のむら雲はらいのけ」
すすきが、ササッと掃除する
ほうきのように見えてきました。
昔話であったり、ほうきであったり
ひとつのお干菓子が
自分では思い浮かばなかったことに結びつくのですから
おもしろいですね。
楽しさが次々と広がってきます。
みなさん、ありがとうございます。
Posted by mikk at 2008年09月28日 18:26
*風草さん*
ありがとうございます。
すっきりシンプルなものが好きなので
自然とこんな感じになりました。
もしかしたら、お菓子も、身の周りのものも
選ぶときの基準には、通じるものがあるかもしれませんね。
風草さんの和菓子の選び方も
言葉の選び方と通じるものがあるのでしょう。
こちらはお菓子をいただくことに意識が集中してしまいがちですが
また遊びにお越しください。
Posted by mikk at 2008年09月28日 18:51
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