2008年04月11日

わかくさいろ − 若草色



野辺にひろがる緑の冴え色


いまごろ?
と思われるかもしれません。
春告鳥とも呼ばれるうぐいすは
初音が聞かれるとされる如月の季語。
そのころから、うぐいすの姿をかたどった
お菓子が並びはじめます。

ですが、「うぐいす餅」となると
卯月の季語になります。

このうぐいすについて
つい最近まで間違って覚えていました。
梅にうぐいすの絵柄も、うぐいすパンも、餡も
どれもが明るく冴えた色だったので
それら若草色を、うぐいす色だと思いこんでいました。

あの涼やかなさえずりは
緑鮮やかな鳥によるものとばかり思っていたら
木々に身を隠しやすい羽色の鳥だったとは。
能ある鷹は爪を隠すといいますが
能ある鶯(うぐいす)は姿を隠しつつ
どこからともなく
美声を響かせるものなのですね。




【若草色】
弥生のころ芽吹いた黄みのある萌黄色が、
陽射しをあび緑濃くなってきたのが若草色。
明治に生まれた色名とも言われています。
ちなみに、鶯色(うぐいすいろ)は黒と茶を
含んだ褐色のような暗緑。それをさらに渋く
すると早蕨色(さわらびいろ)に近づきます。

posted by mikk at 21:46| Comment(6) | 卯月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うぐいすは、声はすれどもなかなか姿を見せてくれないですものね
くすんだ若草色、メジロと似た色なんですよね?
メジロとウグイスの見分けは
目の周りが白ければメジロ、って聞いたので
ウグイスもメジロとおなじ色なのかな
Posted by さくらねこ at 2008年04月12日 21:54
若草色、なんと上品な色なんでしょう!
期待がふくらむ若々しい色なのに
奥深さも感じられ、心が落ち着きます。
わかくさいろ…、響きのいい色名ですね〜
うぐいす色と言うと、黄緑色を思い浮かべ
ますが、うぐいすは木々の色でしたね…
里山で聞いたウグイスは、まだ練習中の
声でした。
Posted by 風恋 at 2008年04月12日 22:51
*さくらねこさん*
ウグイスは茶系にちかい褐色で
メジロは萌黄のように鮮やかな色合い。
光によっては、似通って見えるのかな。
目の周りが白いとメジロというのは、わかりやすいですね。
鳥の姿を見つけるのは
あまり得意ではないのですが
メジロだけはひと目で見わけられそうな
気がしてきました。




Posted by mikk at 2008年04月13日 20:00
*風恋さん*
さえずり方を練習するらしいですね
ウグイスは。
昨年のゴールデンウィークに
里山から奥に入ったところで聞いた
ウグイスのさえずりは、ほんとに声がよくて
拍手したくなるほどでした。
誰もいなかったから
たくさん練習できたのかも。
Posted by mikk at 2008年04月13日 20:06
春告げた後はうぐいす餅になり

うぐいすの声はすれども姿なし

高らかに鳴いて見えたら餌食だろ

世の中のできる女は出しゃばらず

能力がないわけじゃない伏してるの
Posted by 日向子 at 2008年04月17日 08:40
*日向子さん*
たしかに、たしかに
「高らかに鳴いて見えたら餌食」
になってしまいますね。
女性のあり方も参考になります。
「能力がないわけじゃない伏してるの」
と言いたいところですが
ぽかんとしてしまったり
トンチンカンな返しで笑いがおきてしまったり
なかなか思うようにならないところです。

Posted by mikk at 2008年04月18日 11:33
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